自分の丈夫さに驚く。
仕事だった。
正直あまり仕事のことは覚えていない。
1時間聞いているだけのミーティングでめちゃくちゃ眠たくなったくらいだ。
仕事の後は飲み会だった。
新年会リベンジマッチ。
だが退勤してから開始時間まで2時間もあったので、どうするか悩んだ。
休憩室で寝るか迷っていたが、別の現場で働いている同期の子も路頭に迷っていると言うので合流することにした。
久しぶりに会ったら髪を切っていた。
一人暮らしが楽しいらしい。
電気代が高くて怯えているらしいが、心の底から良かったねと思う。
実家にいて搾取され続けるのは良くない。
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びっくりするくらい評価の低い居酒屋だった。
靴箱は無く椅子は揺れテーブルはガタつき空気は変な匂いがした。
でもトイレはそんなに汚くなかった。
梅酒ロックで。
きゅ〜んと酔いが回る。
下瞼が盛り上がる感じがする。
楽しい。
ああそうだ。
そういえばこんな感じだった。
梅酒を飲むと、楽しくなるんだった。
(ちなみにウォッカ系を飲むとやさぐれて暴れがちになる)
早々に一次会を終えて、二次会へ。
串カツ屋さんでチーズ串を食べたら1mくらい伸びて笑った。
そして三次会へ。
しめパフェ。
お腹いっぱいだったけど美味しかった。
あー
今日くらいはいいでしょ。
「ママいつ帰ってくるの」
泣いた長男がずっと頭にいた。
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終電も逃した。
ああこれでもう一年は飲み会に行かなくて良いかもしれない。
タクシー乗り場が行列になっていた。
でも私はこっち側じゃないし。
反対側のバス停でタクシーを拾う。
3秒くらいで拾えた。
運転手はずっとタメ口だったが、私のことを20代だと思っていたらしい。
垢抜けてないからか？
子供もいるし持ち家だし運転もすると言う話になり、運転手は感心していた。
そして抜け道を教えてくれた。
家の前の道はボコボコザクザクになっていた。
どうしてこうなった？
家に着くと安心した。
やっぱり家は最高。
