2023/7/31 ウガー

パフェが食べたい。
 
昨日の夜、金縛りにあった。
年に何回かは金縛りにあう。
それはただ単純に私の覚醒が完璧じゃない時もあるし、謎の力に押さえつけられる時もある。
昨日は後者。
目が覚めたので起きあがろうとしたら、ズシッッッと何かが上半身に乗った。
 
縦2m横1m奥行き1mくらいの、尻みたいなモッチリした何かが。
 
何かを見たわけではないけど、そんなイメージの感触。
なんだよこれーと思ったが、そうだ、変顔してみたら解けるかもしれない、と突然思いついた。
我ながらナイスアイディアだと、チューの顔をしようとしたが顔が上手く動かない。
今度は白目をむいて舌を出してみる。
舌、出せているのか?顔の感覚がよくわからない。
そうこうしているうちに金縛りが解けた。
 
起き上がったけど何も見えなかった。
まぁ元々霊感なんて無いんだけど。
目の悪い人が裸眼の時、幽霊ってどう見えるんだろう。
 
金縛りにあったことに腹が立って空間をわしゃわしゃとかき混ぜて寝た。
 
虫には目が見えないとか、カラスは黄色が見えないとか、そんなようなことが人間にもあると思う。
動物で実験をする。蚊を殺す。
実験されたり殺されている方は、何かされているとは気付いていないかもしれない。
人間も多分そうだ。
この世界には、人間が感知できない何かがいて、人間はその存在からモルモットにされているのかもしれない。
でも見えないしわからないから、そんなことは誰も気にも留めない。
 
@@@
 
朝起きてご飯を食べて、旦那が長男を外で遊ばせてくれる。
雨の中のシャボン玉、意外と割れない。
 
ホームセンターに行って、タイヤラックを購入。
2軒回ったが2軒目のホームセンターはなんだか臭かった。
動物の餌みたいなにおいがした。
私はペットの餌売り場のにおいが苦手である。
スーパーでもドラッグストアでも、なるべく通らない。
通らなければいけない時はなるべく息をしない。
 
帰宅して、また出かける。
私のばーちゃんの家へ。
ばーちゃんはマンションに一人で暮らしている。
御年90歳。
階下へ水漏れ事件があって心が折れてこの度施設(と言うか朝晩ご飯が出てきて誰かしらが駐在しているだけのマンション?)に引っ越すことになった。
物を処分するので欲しいものがあれば持って行ってと約束した日。
それが今日だった。
11時に行くと伝えたところ、ばーちゃんから電話が来て「プールに出かけるから12時にして。12時には帰ってくるから」と言われて、12時に馳せ参じた。
 
が、インターホンを何度鳴らしても出ない。
 
携帯電話にかけると、向かいの店にいるからすぐに帰ると言う。
電話の奥から「孫来た孫」と誰かに言っているのが聞こえそのまま電話が切れた。
管理人さんに下のロビーに入れてもらい待っていると、しばらくしてばーちゃんが現れた。
 
約束を忘れていたらしい。
忘れていた上にプールの帰りで買い物していたら友達にばったり会って、「一緒にお昼でもどう?」なんて話していたらしい。
 
これが90歳である。
まぁプールの近くでお昼とかじゃなくて家の近くにいたから良かった。
 
家にお邪魔する。
ばーちゃんから色々もらった。
砂糖・塩・のり・賞味期限が明日のじゃがりこ・ピン札の二千円札/百円札/五百円札/千円札・500円貯金・お皿など。
それから、本棚から本をたくさんもらった。
本はじーちゃんが集めていたものである。
じーちゃんは50代だか60代だか、私が小学生の頃に癌で亡くなった。
さくらももこのエッセイや山口百恵の自伝や松本人志の遺書なんかもあった。
たぶんその血は私に受け継がれている。
 
じーちゃんは林業の仕事をしていた。
山から色んな石を拾ってきていたらしい。
玄関にもツルリとした大きな石が飾ってある。
持って帰りたいと思ったが持ってみたらかなり重かった上に旦那が「今日はやめときな」と私をやんわり制止したのでやめた。
 
ばーちゃんと写真を撮ったら、私とばーちゃんは顔が似ていた。
いずれあの顔になっていくらしい。
 
帰宅して、授乳している間に旦那がうどんを作ってくれた。
それから食べ終わった後、旦那はまた長男を連れてどこかに出かけて行った。
 
私が長男に対してあまりにもひどい態度だから。
長男も長男で「ママやだ!!!!」状態だ。
 
私は次男と少し遊んでまた授乳して、そのまま眠った。
かなり深い眠りだったらしい。
目が覚めると旦那と長男が帰ってきていて、旦那は夜ご飯を作ってくれていた。
 
歯医者の時間が近付いていた。
歯磨きして、家を出る。
 
どうせ麻酔している間暇だろうと思って図書館で借りた火の鳥を持って行ったが麻酔もせずものの数十分で処置は終わった。
根の治療。まだまだ続くらしい。
 
帰宅してご飯を食べる。
旦那が作った煮物、美味しい。
あまり食欲が無いがとりあえずかきこむ。
風呂に入る。
あがる。
 
台所に長男の薬を置きっぱなしにしていたので、そういえば薬飲むの忘れてたな、まぁいいや、と言ったら長男が「薬飲むの」とやってくる。
薬は甘いしまた歯磨きしないといけないしもう寝る態勢だったし明日でいいよと言ったら「やだ!!!いま飲むの!!!!」と何回も何回も泣きながら叫ばれる。
 
長男が「やだ!!今○○すんの!!」と叫ぶと私のイライラスイッチがカチリと入るらしい。
つい数秒前までは優しくするつもりだったのに、スイッチが入るともう無理だ。
て言うか独り言で小声で言ったことをいちいち拾うなよ。(イライラ)
 
結局飲ませて歯磨きしようとしたところ、旦那が「それは人工甘味料だから歯磨きしなくても大丈夫だよ」と一言。
そうなんだ………