2023/6/20 小さなことからコツコツと

洗濯物を畳み終えて少しずつタンスや引き出しにしまっていたがいつの間にか放り出して別のことをやっている現象。
 
「いっつも同じ服で可哀想かなって」
 
旦那は「こんなズボンもあったんだ」と長男の引き出しから出しながらそう言った。
同じ服だと可哀想なのか………とその時の衝撃を今でも引きずっている。
私は基本的にセンスがない。
着たい服もないし似合う服もわからない。
なんとなくこれかなと思った服を買うが服同士の組み合わせを全く考慮せずに買ってしまうためコーディネートが上手くいかない。
思春期の頃なんかはそれでよく外に出る服を選べずに外出できないこともあった。
今思うと自意識過剰だったのだ。
 
25歳で香港に留学した時、私は思った。
とりあえず、着ていれば、良いんだ!!!!!
裸じゃなければ、良いんだ!!!!!
 
それから私が服に悩むことはほとんど無くなった。
少なくとも裸じゃない。イッツオーケー。
 
子供も偶然二人とも男の子だったため、ずっとその精神でやってきた。
でも、たぶん、世間はそれではダメなのだ。
なぜ私が思春期の頃あんなに思い悩んだかと言うと、自意識過剰なだけでなく、そう言う雰囲気があったのだと思う。
オシャレでこそ。
子供の身だしなみは、親の責任である。
(なるべく旦那に任せようと思う)
 
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今日は次男を連れて近所のドラッグストアへ。
帰宅してゴロゴロして家事をして長男のお迎え。
保育園に預けられる時間は決まりがあって、フルタイムであれば7:00〜18:00、育休中は8:30〜16:30までとされている。
大体16:15頃に迎えに行くのだが、長男の要望によって若干の変動がある。
今日は早く帰りたいと言うので16:00を目指して行った。
園庭にはいなかったので教室まで迎えに行くと、階段を登ったところで、長男の親友とバチっと目があった。
長男の親友はバビュンと走って「長男くーん!ママきた!!!」と長男を呼びに行ってくれた。
 
ありがたい。
ありがたいのだが、この親友がいると、長男は必ず「暗くなってからのお迎えが良かった」と駄々をこねるのである。
案の定玄関ホールで立ち止まって「一回だけ外で遊ぶ」と言い始めた。
内心、チッめんどくせーなと思ったがそこまで急いでいるわけでもなかったので、スマホでタイマーをかけて5分だけだよ、と送り出した。
するとしばらくして長男と親友が戻ってきて「ママも!」「こっちきて!」と私を園庭へと引っ張る。
何かあるのかと思って渋々行くと、延々と二人が滑り台で遊ぶ様子を見せられた。
 
本当に、なんなんだ。
 
子供、まじで意味不明だなぁ…と思いながら満面の笑みで遊ぶ長男を見届けるのであった…。
ちなみにタイマーが鳴ったらちゃんと帰れたので良かった。2歳くらいだとこの技が効かなくて押し問答を繰り返すハメになるので。
 
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未来から見た現代のことを考える。
虫歯ができて歯を削るのは、たぶん頭が痛い人の頭から血を抜くのと同じくらいビックリ療法なんだろうな。