2023/10/10 べんごん

家にゲジゲジが住んでいる。
 
バスに乗る。
札幌のバスは入口でICカードをタッチ、出口で再びタッチすると区間によって料金が引かれる仕組みになっている。
朝。
いつも先頭のおじさんが入口で止まる。
乗務員がやってくる。
どうやら機械が故障したらしい。
 
その時点で連絡すれば良かったのに、もう時間だから、とICカードの読み取りができないまま出発してしまった。
 
停留所に着くたびに「故障してるんでそのまま乗ってくださ〜い」とアナウンスする乗務員。
 
やがて、1人降りる人が出てくる。
読み取り機は反応しない。
「故障してるんでいいです、そのまま降りてください」
 
良いのか。
もうこんなに乗ってるんだぞ…みんなタダ乗りさせるつもりか…!?
と私の方が緊張していると、途中の駅でようやく事務所に連絡していた。
 
「なんかIC読み取り機が故障しちゃってさぁ、悪いけど班長ちょっとこっち来てくれる?」
 
たった1分程度の電話でこんなに北海道を感じるとは。
そして、バスはそのまま走り出す。
途中で後続の車から何かを受け取り、設定をし直したらしくやっとICカードが読み取れるようになる。
 
そして私も降りる。
乗車場所を告げると乗務員はピッピッと設定をして、タッチするように言う。
タッチする。
 
「残額不足です」
 
定期券なんですけど…、と私。
「でもこれ引かれちゃってますよね」と慌てる乗務員。
いいですいいです、と私。
とりあえず降りる。
 
前に無料で降りた人の分と言うことで…(10円足りてなかったけど)。
頑張れ乗務員。
 
@@@
 
そしてホテルに着いてからも、私とアルバイトのMさんしかいなくて戦争のような朝番だった。
同じ内容のクレームが2件、車のトラブルが1件。
単純に人がいないからチェックアウトも重なって。
発狂しながらもなんとか遅番が来るまで持ち堪えた。
 
昼ごはんはやきそば弁当にした。
コンビニで買おうとしたが250円くらいするのを見てやめて、ドラッグストアに行った。
私はケチな女だ。
 
@@@
 
帰りのバスでは爆睡した。
私の特技はどこでも眠れるところである。
 
帰宅すると子供達と遊ぶ。
旦那が「やっと自由だー!」と喜んでいた。
私はガチガチになったおっぱいを次男に吸ってもらいすっきり。
 
夜ご飯は長男リクエストのカレーだった。
インフルエンザのワクチンを打ちに行ったが、全く泣かなかったらしい。
えらい。
 
@@@
 
2Fで寝る。
授乳でなかなか次男が寝ないのでトントンに切り替える。
しばらく泣いているのを聞いて長男が「次男うるさい」と言う。
旦那が抱っこしようとやってくるのを制す私。
トントンで寝る練習してるから。
少しして長男が次男にぬいぐるみを見せる。
興奮して起き上がる次男。
ブチギレる私。
 
もう寝ろっ!!!!!
 
それから10分もしないうちに子供達は眠った。
私も寝た。
睡眠不足では体がもたぬ。
日記は明日の朝のバスで書こうと思った。
 
そして今は通勤のバスの中である。