虹を見るととてもラッキーな気持ちになるのは大人になっても同じ。
休みだった。
長男が前日の夜に「ママ休みの日は長男ちゃんもお休みがいい」とゴネ、お休みにしたは良いが、「ママ今日なにする〜?」と朝から聞かれ、ああ…なにしよう…とげんなりするのだった。
いっそのことどこか少し遠いところに行こうと思い、白い恋人パークに行くことにした。
旦那が「高速で行くか」と言うので高速に乗ったら、虹が見えた。
白い恋人パークから一番近い札幌西ICで降りようと言っていたが、札幌西ICの下り出口は無かった。
後で調べたら、1つおきに上りと下りの出口が配置されているらしく、一つ手前の新川ICで下りるべきだったらしい。
「通りで新川で下りる車が多いわけだ…」と旦那。
うちの車は一つ先の手稲ICで下りる。
白い恋人パークは札幌市民割引があった。
大人は1人500円。
子供は4歳以上1人300円。
久しぶりに行くとかなり内装が変わっていた。
ディズニーランド感。
ガリバータウンと言う子供サイズの家が立ち並んだエリアがある。
長男は楽しそうに魚屋さんやお肉屋さんになったりしていたが、まだ遊べない次男を連れて行くには少し寒すぎた。
先日長男のお友達と遊び場に行った時のことを考えると、こういう遊び場と言うのは家族で来るよりママ友と来た方が断然良さそうである。
4人中1人しか遊ばないのはなんとなく居心地が悪い。
しばらくすると長男がお腹すいたと言う。
朝ごはん全然食べないから………(イライラ)
売店で売っていたソーセージパンを買い与え、私は次男の授乳に行った。
戻ってきたらソーセージパンを完食して旦那が買い与えたチョコも食べたらしく、「このチョコレートめっちゃ美味しかった!」と報告してくれた。
旦那曰く結構美味しいソーセージパンだったそうだ。
旦那用に買ったカヌレも美味しかったらしい。
帰りの車で子供達は爆睡した。
私も眠くなったし、旦那もあくびをしていた。
朝は久しぶりに7:30までベッドでゴロゴロしていた。
かなり頭がスッキリしたと思っていたが、睡眠負債はまだまだあるらしい。
@@@
長男のインフルエンザワクチン2回目の接種日だった。
私がイライラしていたこともあって、長男はかなり嫌がった。
「パパと行く」と言っていたが旦那はタイヤ交換を終えて家に入ったばかりでお昼ご飯もまだちゃんと食べていなかった。
私は病院に電話をした。
すみません、親の分も打つことってできますか?
ダメ元で電話したら奇跡的に残っていたらしく、私の分のワクチンもねじこんでもらえた。
(しかもいつかかったのか覚えてないけど私のカルテもあった)
長男、いくぞ。ママも注射するから。
と言うと一瞬長男はニヤリと笑ったが、嫌がって泣いた。
泣いても笑っても予約時間は待ってくれない。
半ば無理やり引っ張って連れて行く。
待合室では2組すでに待っていて、長男は「注射やだ」と話していた。
奥からは「いやあああああ!!!!!!ぎゃーーー!!!!」と子供達の絶叫が聞こえてくる。
ママもやっぱりやだです!って言おうかな…、と言ったら「やだ」と言われた。
ママが注射を嫌がるのは恥ずかしいらしい。
前2組が呼ばれて、ついにうちの番になった。
先生の前では一切嫌がらず、聴診も口を開けるのも上手にできていた。
中待合に通される。
やっぱり逃げることにする?、と長男に持ちかけたら「ダメ!」と怒られた。
怖いけどちゃんと注射を受けるらしい。
えらすぎる。
そして名前を呼ばれて椅子に座る。
長男から注射する。
声も出さず泣きもせず。
看護師さんも「お兄ちゃん強いねー!」とびっくりしていた。
長男は昔からこういうところがある。
赤ちゃんの頃からワクチンを打っても刺した時に一瞬泣くだけですぐに泣き止んでいた。
大きくなってからもほぼ泣かない。
そして私の番。
おおお……
「ママの方が声出てる」と笑う看護師さん。
こんなに痛いのによく声出なかったな長男……。
ご褒美におやつを一つだけ買ってあげたら「ママもご褒美買いな!」と私にも一つ選ばせてくれた。
長男はエブリバーガー。
私は冬のくちどけポッキーにした。
@@@
帰宅してSwitchですみッコのゲームをやったら長男に負けたりした。
旦那曰く、長男はゲーム実況を見ては自分でやって試して腕を上げているらしい。
次男は伝い歩きのレベルを上げて、壁から少し離れた私のところまで手を伸ばし、1,2歩だけ何も掴まずに歩いたりしていた。
みんな、成長している。
@@@
夜ご飯には旦那がトンカツや味噌汁を作ってくれた。
美味しかった。
その後私は定期券を買い忘れたことを思い出して、全てのやる気を失った。
転がし鬼をやる元気もなくタオルも長男に奪われてベッドで大の字に寝そべっていたら、旦那が転がし鬼をやってくれた。
が、長男が布団やタオルで作った「きもちい場所」を崩したらしく、怒られていた。
最近寝る時は、みんな持ち場につけー!、と声をかける。
そうするとそれぞれ自分の寝る場所に行く。
今日は今更ながら旦那が「持ち場とは…?」と疑問を抱いていた。