2023/12/8〜10 セイシェルの

旦那が夜中に起きてトイレに行ったら、1Fのポップインアラジンから起動音がしてめちゃくちゃ怖かったらしい。
たまにあるよね、と言ったら「そうなんだ…」と少しホッとしていた。
 
3歳と0歳の父。
年上の後輩である。
私はその日遅番で13時からの勤務だった。
後輩は早番で16時が定時である。
が、16時を過ぎてもなかなか帰らない。
16時までですよね?と声をかけたら「ちょっと書類の整理をしてて…いないもんだと思ってください」と言われた。
そのあと1時間くらい何かしていた。
 
ゾッとした。
 
あなたが今ここでくだらない作業をしている間、あなたの奥さんはどんなに大変なことか。
何故早く帰らない?
父親は、家族のために早く帰ろうって思わないのかな。
もしかして旦那もこんな感じだった?
(いや旦那は役職者だからそもそも業務量が違うか…)
 
打刻はしているらしく、残業代を稼いでいると言うわけでもなさそうだ。
 
なぜ?
 
その人の好感度が一気に地に落ちた。
私はこういうところがある。
職場の父親達を見るたびに、幻滅するのだ。
 
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次の日は友達N一家がうちに来る予定だった。
が、お昼ご飯を食べている最中長男のまた「お腹痛い」が始まり、またか…と思っていると、今度は「寒い」とソファで横になりタオルにくるまり始めた。
熱を測ってみると37.1°C。
これはもしかしたら、と思いドタキャンさせてもらった。
本当に申し訳ない。
 
そのあとは元気そうにしていたが、買い物にでも行こうと言うとかなり嫌がった。
なんなの?どうしたの?となだめたら、そのまま膝枕で眠ってしまった。
 
結局この土日は特にそれ以上発熱することもなかった。
週5勤務(?)での疲れや私のイライラのせいだったのかもしれない。
 
夜になって「長男ちゃん早く死にたいな」と言い始めた。
なんで?と聞いてみたら「こっそりママや次男のおやつを食べる」とヒヒヒと笑った。
イタズラおばけになるためだけに死なないで欲しい。
 
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日曜日は新札幌に行った。
おしりふきを買いに。
ついでに新しくオープンしたBivi新札幌を見に行った。
すごい人だった。
屋内広場、意外と狭かった。
電子広告になっている柱を触って長男が「あったかい」と言っていた。
 
新しいところに行くのは面白い。
自分の頭の中の地図が広がる気がする。
エネルギーに満ち溢れている気がする。
 
帰りにサザエのおにぎりを買って帰った。
エビの天むすおにぎり、世界で一番美味しいおにぎりだと思う。
 
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少し前に長男に買ってあげた100均のビニール縄跳びが出てきた。
長男にあげたらヒモがかなり長くてもピョンと器用に跳んでみせた。
私もやってみたら全然上手くできなくて驚いた。
意地で何度もやったら、翌日筋肉痛になった。
翌々日の朝、もっと筋肉痛になった。
運動不足の30代である。
 
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子供が転ぶ瞬間、あっ、と思うのに何故体は間に合わないのだろう。
 
間に合わなかった瞬間が何度も頭に浮かんでしばらくつらい。
そしてそれは何年か経った後にもふと蘇ってくる。
 
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「もう長男ちゃんこんなに」と立ち上がる長男と目が合う。
ついに私の身長に追いついたのか!
 
そんな夢を見た。
私は152cm。
あと10年くらいは大丈夫だろうか?